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チャンパー通信 第10号 8 years ago
20080604-hana.JPGチャンパー通信 第10号(2008年6月)20080604-hana2.JPG


発行者:舘野直子(H19-1 村落開発普及員 ラオス国セコン県教育局)
 皆さんこんにちは。今月は隊員総会のため中旬から約2 週間、首都ビエンチャンに行っていました。ちょうど1年前の隊員総会時にラオスに赴任したことを思い出しながら、もう1 年が経ってしまったという驚きと、 あと1 年しかないという焦りを感じました。

《理数科教員への教授法研修》
 5 月の12-14 日に、理数科教員への教授法研修がセコン県で行われました。まず、チャンパーサック教員養成短期大学の教官が講師になり、小学校教諭に模擬授業を行い、その後小学校教諭が授業計画を立て、生徒のいる教室で、公開授業を行いました。
 今回の研修では、「教材」に注目し、作り方と使い方を、模擬授業を通して学びました。例えば、掛け算を教える際、一つの透明な袋に3 つの飴を入れ、その袋を4 つ用意します。生徒たちは、目に見える状態で3+3+3+3=3×4を理解することができます。このように教材を使うことによって、分りやすく導入することができるという授業でした。
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(教材を使った掛け算の模擬授業)

 次に、教官の授業を参考にして小学校の先生達が授業計画を作り、公開授業を行いました。教官の行った授業と同様に、飴を袋に入れた教材を作りました。しかし机上に飾りのように並べられているだけで、掛け算の説明には使われていませんでした。
 私が小学校を巡回する時、先生達から頻繁にこう言われます。「教材の作り方を知らないから、良い授業ができない。授業の質をあげるため、教材の作り方の研修を受けたい」と。しかし、今回の研修を通して、教材は見せてあげれば作ることができるが、その教材を効果的に使用する方法を習得するのは難しいことが分りました。この研修に来ていた専門家も、今まで教材を使った授業を受けてきていない先生が、1 日や2 日でできるものではないとおっしゃっていました。今回の研修が、教材を使った授業を試行錯誤していく、一つのステップになっているのかもしれません。今後も定期的にこのような機会があれば、授業の質を向上させることに繋がるのではないかと思います。

《100 マス計算活動?》
 理数科教員への教授法研修に合わせて、今学期最後の100 マス計算活動を行いました。研修には多くの学校から先生が集まります。その機会に、簡単な、今学期の100 マス計算の報告と今後の活動のためのプロモーションを行うことにしました。模造紙に、「100マス活動の説明」、「100 マス計算を行うきっかけ」、「活動している2 校の様子」、「100 マス計算を上手く授業に取り入れている先生の授業の特集」、「興味のある学校は来年行いましょうというお誘い」
を載せ、研修会場外の壁に貼ることにしました。
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(100 マス計算の紹介、写真、サンプルを載せた掲示物)

 本来は研修に来てくれた先生達用に作ったものですが、先生達よりも生徒達に好評でした。掲示物の前には子供たちの人だかりができていました。知っている先生の写真見て喜んでいる生徒や、サンプルとして貼ってある100 マス計算を実際に解いている生徒もいました。来年100 マス計算をしたいという先生からの申し出はありませんでしたが、このように今年度の100 マス計算活動は無事終わりました。

ライチの季節
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ライチの季節がやってきました。ラオスでは育てていないそうですが、市場にはタイやベトナムから来たライチがたくさん売られています。美味しいライチを食べながら、ラオスに来て2 度目のライチの季節を楽しんでいます。ラオスではフルーツで季節の移り変わりを感じることができます。


【チャンパー通信 第10号】 2008-08-26 21:20
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