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チャンパー通信 第9号 8 years ago
20080604-hana.JPGチャンパー通信 第9号(2008年5月)20080604-hana2.JPG



発行者:舘野直子(H19-1 村落開発普及員 ラオス国セコン県教育局)
 皆さんこんにちは。ラオスの学校は9 月に始まり、5 月に終わります。来月は進級試験が始まります。学校では先生と生徒が復習に、県教育局では試験の準備に追われています。その後長い休暇に入ります。今学期の私の仕事も今月で終わりでした。焦って閉めの活動をした忙しい月でした。
 前号で取り上げた《学校保健研修》ですが、「学校保健」ではなく、教科「私たちの身の回りの世界」のワークブック研修の誤りでした。申し訳ありません。この場をかりて訂正します。

《公開授業》
 今月6 日、ワットルアン小学校で校内公開授業が行われました。セコン県の小学校では、校内でお互いの先生の授業を観察する「公開授業」が年に2回行われています。今回は教科「私たちの身の回りの世界」(理科・社会)の授業を見てきました。今回も前号でも紹介した先生(アッタプー県での教科「私たちの身の回りの世界」研修)が面白い授業を見せてくれました。
 彼女は4 年生の単元「熱伝導」の授業を行いました。熱伝導に関する紹介の後実験を行いました。その内容は、鉄線の一方持ち、もう一方を蝋燭の火に近づけるというものです。長く火にかざすと手に持った鉄線が熱くなり、熱が伝わったことがわかります。
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熱伝導実験?
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熱伝導実験?
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 また実験中、先生の指示で、各グループから一人が外に出て日光浴をしているではないですか?!これも太陽の熱が伝わり暑いと感じるという、体を張った「熱伝導」の実験でした。
 ラオスの小学校では、理科の授業で実験を行わないことも多いようです。しかし彼女は、買っても10 本10 円ほどの蝋燭と道に落ちている鉄線、そして太陽の恵みを使ったアイディアいっぱいの授業を行いました。校内だけの公開だけではもったいないと思える良い授業でした。

 《100 マス計算活動?》
 前号で、先生方が自主的に100 マス計算活動行うことになったとお知らせしました。自然消滅するかのように見えた活動でしたが、細々と各小学校で続けられているようです。その中のノンミサイ小学校のチャンサマイ先生は、生徒や先生に合わせて、工夫した計算活動を続けていました。
 まず計算用紙は事前に生徒にノートにマスを作らせて3、4 枚用意させていました。また採点の負担を減らすため、5×5 の25 マス計算になっていました。内容は、繰り下がり引き算が苦手な生徒への練習のために、縦のマスには25、32、12…を、横のマスには3、7、2、8…の数字を配置していました。そして最後に、点数ばかりを気にする先生が多い中、彼女はできなかった生徒に再度説明し、計算させ、見直し作業をさせていました。
 この100 マス計算活動だけでなく、この先生はこれからも必要に応じて授業に様々な活動を取り入れることができそうです。
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また現れました
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去年に引き続き、今年もサソリが現れました。今回は約10cmもある黒い鎧に覆われた厳ついサソリでした。刺されても死に至ることは無いそうですが、尾を高く反り上げて攻撃態勢に入ったサソリは迫力がありました。サソリも私も大興奮の一日でした。


【チャンパー通信 第9号】 2008-08-06 21:10

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