世界遺産カルタ The World Heritage Cards活動報告ブログです

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チャンパー通信 第5号 8 years ago
20080604-hana.JPGチャンパー通信 第5号(2008年1月)20080604-hana2.JPG



発行者:舘野直子(H19-1 村落開発普及員 ラオス国セコン県教育局)
 皆さん、明けましておめでとうございます。新しい年が始まりました。私の任地セコン県は1年中暑いので(30℃)残念ながらお正月が来た気がしません。しかし2008年の活動計画を立てて、今年は本格的に活動していきたいと思います。

《コレラの発生》
 セコン県のラマム郡(私の住んでいる県庁所在地)とタテン郡で12月下旬からコレラが発生しました。患者数は約300人、3人の方が亡くなられました。コレラとはコレラ菌の感染による急性伝染病です。コレラ毒の作用で、激しい嘔吐や下痢を引き起こします。特に街から外れた村に住む人たちが、川の水を沸騰させずに飲み水として使っていたのが原因だったようです。その後トイレの不使用や手洗いを怠ったことが更なる感染を生んでしまったようです。1月下旬には沈静化したものの、テレビや新聞でも大きく報道されました。

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(タテン郡を訪問するラオス首相)
 学校を巡回していて思うことですが、「学校保健」に関する研修は今までにも何度となく行われています。保健や衛生の概念は皆が理解しているにも関わらず、ほとんど実践されていません。今回のコレラの発生から、現地密着型のボランティアの仕事とは、研修という大イベントが終わってからもその活動を実践させていくことなのではないかと感じました。

《南部教育関係JOCV発表》
 現在ラオスの開発重点地域(南部)に、3人の隊員が村落開発普及員として教育局に派遣されています。赴任後約2~6ヶ月経ち、徐々に教育現場の問題が見えてくる頃になりました。そんな時期の1月17日に、JICAラオス事務所で南部教育分野に関する隊員からの報告会を行いました。
 私は主に学校の環境(歯磨き、ゴミ)や授業の質(数学、主要外教科)についての報告をし、それらを向上させる活動計画を報告しました。今回の報告会で、学校のシステムやノンフォーマル教育など、他県の隊員が今教育のどんな分野に注目しているのかを知ることができました。また参加者からは有益なアドバイスをもらうこともできました。

《日本の小学校教諭の模擬授業》
 1月16日に北海道教育大学付属小学校から3人の教諭が首都ヴィエンチャンの小学校を訪れました。そして2人の教諭が、理科と数学の模擬授業を行いました。
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(数学の授業を行う付属小学校教諭)


 数学の授業では、「一本の紐にはさみを入れると何本になるだろう?」という課題から、最終的に「紐を切った数+1=紐の数」という法則を見つけるまでの一連の授業を行いました。
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(「紐を切った数+1=紐の数」の法則)


 授業のテンポの良さ、生徒たちの活動を通して法則に気づかせる授業展開は素晴らしかったです。何度も紐を切りながら、初めは切った紐の数を数えていた生徒たちでしたが、「紐を切った数+1=紐の数」という法則に気づいたときの生徒たちの「ひらめいた!」という顔が印象的でした。3人の先生たちのプロの仕事を見させていただきました。

スイカの季節 
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 最近市場でスイカを見かけます。時期なのでしょうか?先日教育局でも3玉のスイカを買ってきて、大胆にも中を包丁でくりぬいておやつとして食べました。


【チャンパー通信 第5号】 2008-06-14 04:42
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